「ティーサロン ラビットクリーク」(弘前市中野1)が8月20日、営業を再開した。
スコーンと紅茶、アンティーク家具が並ぶ店として知られた同店。2001(平成13)年6月から営業していたが、今年2月28日に閉店した。常連客の一人だった千葉侑子さんが2代目店主となり、営業を再開した。
千葉さんは弘前学院大学2年の時に初めて同店を訪れ、スコーンと紅茶を飲食した。「おいしい紅茶とスコーンが衝撃だった。デートに使ったこともあり、思い出の店だった」と千葉さん。大学卒業後上京し、2017(平成29)年にUターンしてさまざまな職を経験し、自分の店を持つことを目標に起業へ向けて動き始めていた。「ラビットクリークのような店をイメージしていた」と千葉さん。
閉店を知って最後に訪れた際は店を継ぐことは考えていなかったという。閉店を惜しみ諦め切れず、前店主に引き継ぎを申し出たところ快諾を得て、スコーンや紅茶のレシピを教えてもらった。
3月~8月上旬は月1回のペースで、弘前のバーや黒石のイベントスペースでプレ営業を行った。千葉さんは「最初の営業日、開店前に20人くらいの行列ができた。待ち望まれていることに気付かされた」と振り返る。
営業再開に当たり、アーチ状の入り口を新設し、窓ガラスを差し替えるなど、最小限の改装でリニューアルした。「担当した建設会社もデートに使ったことがあるようで、協力的だった」と千葉さん。店舗面積は10坪。席数は20席。
メニューは、英国式スコーン2個とティーポットの紅茶の「クリームティーセット」、日替わりのスイーツが付いた「本日のティータイムセット」(以上1,200円)、バタートースト(550円)、スコーン(2個700円)など。フレーバーティーやフルーツティーといったさまざまな紅茶を用意(550円~)。ドリンクとスコーンはテイクアウトにも対応する。
2人の子育てを行う千葉さん。家族の協力の下、開業できたことに感謝し、「25年間愛されていた店を継ぎ、これからも大切な思いを残したい」と話す。
営業時間は月曜・火曜・土曜=10時~17時、木曜・金曜=8時30分~14時30分(8月20日・21日は12時まで)。水曜・日曜定休。