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「津軽醸造」併設タップルームが営業再開から1カ月 ビール醸造は本格化

(左から)津軽醸造のクリスさんと塩越さん

(左から)津軽醸造のクリスさんと塩越さん

 クラフトビール醸造所を運営する「津軽醸造」(つがる市稲垣町)の併設タップルームが営業を再開して1カ月がたった。

津軽醸造の定番とする3種のビール

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 アメリカ出身で同社社長のヘインジ・クリストファー・デビド(以下、クリス)さんと、平内町出身で同副社長の塩越遼太さんが共同で立ち上げた「津軽醸造」。2025年に行ったクラウドファンディングでは328人から830万円以上の資金を集め、醸造所を開設した。今年5月は酒類製造免許の交付を受け、初仕込みビールの披露会を開くなど本格的な活動を始めた。

 再開したタップルームは、醸造所の立ち上げ当初からクリスさんが「地域住民や観光客、原料を育てる農家など、さまざまな人が出会える場所にしたい」と描き続けてきた空間。昨年11月から不定期で営業を行っていたものの、当時は自社醸造のビールを提供できずにいた。今年3月からは一時休業して設備の準備を進め、自社でのビール造りの体制が整ったことから営業を再開した。

 営業は今後、「毎月第3土曜日」を定例の営業日とする。営業時間は15時~20時30分。予約不要の自由来店型で、施設内の倉庫も利用できる。椅子や食事の持ち込みは自由。屋外でたき火を囲みながらビールを楽しめるよう準備している。

 7月18日の営業再開初日には、地元を中心に県内外から多くの人が来店。お盆の時期にあたる8月15日の営業では、クリスさんが京都醸造で勤務していた時代からの友人や家族連れなどでにぎわいを見せた。地元から2回連続で足を運んだという男性は、「クリスさんのクラフトビールを飲んだことで、ビールの楽しみ方の幅がぐっと広がった」と話す。

 塩越さんは「ビール片手に気の合う仲間と語らう豊かな時間を分かち合えたら」と期待を寄せる。クリスさんは「20年前、国際交流員として青森・つがるに来て、今こうやってビール作りで戻ってくることができて良かった。やりたいことがたくさんあり、一つ一つ形にしていきたい」と意気込む。

 今後の開放日は9月19日、10月17日を予定している。

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