「ファッション甲子園2026(第25回全国高校ファッションデザイン選手権)」の最終審査会が8月23日、弘前市民会館(弘前市下白銀町)で開催された。
全国の高校生たちによるファッションデザインのコンテスト大会。最終審査会はファッションショー形式で行われ、1次審査を通過したデザイン画をもとに制作した衣装を身にまとった高校生たちがランウェイを歩いた。
今年で25年目を迎えた同大会には、30都道府県から73校・1715作品の応募があり、その中から1次審査を突破した32チームが最終審査会に臨んだ。
優勝に輝いたのは、愛知県立名古屋西高校の「DIGITAL CHAIN MAIL(デジタルチェインメイル)」。加藤もも香さんがデザインを担当し、市川沙奈さんがモデルを務めた。加藤さんは「素材を決めることに苦労したが、先生だけでなく部活の後輩たちの助けがあって完成した作品」と話す。同チームは、出場チームの引率教員らの投票によって決まる「キラリ賞」もダブル受賞している。
準優勝には新潟県から出場の上越高校による地元のワラを活用した「Field on Body(フィールドオンボディ)」が選ばれ、3位には東京の江東服飾高等専修学校による「解放」が入賞した。また、海外ファッションブランド協会賞には、藍染めを題材にした弘前実業高校の「蒼麗(そうれい)」が選ばれている。
表彰式の総評で審査員の原由美子さんは「1回目から見続けてきたが、今回も夢があって好きなことを盛り込んだ作品が多かった。美しい作品には、それを削ぎ、着る人が美しくなれることが大切」と話す。
最終審査会の様子はライブ配信が行われ、アーカイブ配信もしている。