青森県鯵ケ沢町の商業施設「海の駅わんど」の屋外販売所に11月3日、曜日替わりで店主が入れ替わる「うみまち食堂ダ・ヴィンチ」がオープンした。
シェアキッチンスタイルで運用する同店。月曜・火曜の営業を担当する発起人の加藤諒さんは、青森市で生パスタ専門店「Dari(ダリ)」を営む傍ら、同店の定休日に出店する。
鯵ケ沢町出身の加藤さんは、青森県庁の職員として勤務した経歴を持つ。コロナ禍を機に自ら事業を立ち上げたいと退職し、福岡や東京の飲食店でホールや調理の経験を積んだ後、2023年に地元へUターン。翌2024年に「ダリ」を開業した。地元への思いを募らせる中で、故郷である鯵ケ沢への出店を目標の一つに掲げていたという。
開業のきっかけは、同場所で営業していた「マルゴトジュース」が今年9月に閉業したこと。跡地を使わせてほしいと「海の駅わんど」側へ相談し、同施設のリニューアル工事が始まる来年9月までの期間限定テナントとして貸し出しの快諾を得た。自身が出店できる曜日以外を地元・鯵ケ沢で活動している人たちに呼びかけ、出店者を募った。
出店する店舗は、月曜・火曜=「ダリ」、水曜・木曜=バナナジュースを提供する「ハッピーバナナあじがさわ」、金曜=唐揚げなどを販売する「新地屋」、土曜=ピタパンやスープなどを展開する「Rapport 〜ラポール〜」。日曜の出店者は引き続き募集している。
オープン初日は用意していたパスタ50食が完売した。加藤さんは「どのようにすれば鯵ケ沢を活性化させることができるのか。ここからが本当のスタートなので、しっかりと考えて形にしていきたい」と意気込みを語る。
「ダリ」の営業時間は11時〜15時。他店舗の営業時間はそれぞれ異なる。