一棟貸しの宿泊施設「灯リ蔵(あかりぐら)」(黒石市横町)が8月2日、黒石市横町にオープンする。
築160年以上の米蔵を改装した一棟貸しの同宿泊施設。吹き抜け構造の2階建てで、最大5人までの利用に対応する。室内には小上がり畳、キッチン、バスルームのほか、冷蔵庫や洗濯機といった生活家電を備える。内装にはねぷた絵を再利用した装飾品や、長さ2.5メートルの伝統的な田植え道具「カタ」などがディスプレーされている。運営は横町十文字まちそだて会。
建物の延べ床面積は180平方メートル。これまで工芸品店、ダンスホール、飲食店など複数のテナントが入居していたが、2024年に工芸品店が閉店したことを機に、横町十文字まちそだて会が建物を取得した。
オープンに先立ち、道路側の入り口にあった店舗部分を宿泊施設とは別に切り分け、手作り雑貨店「IRODORI(いろどり)」が7月1日に移転オープンしている。同店では、ねぷた絵を使ったうちわや灯篭(とうろう)の販売、製作体験などが楽しめる。
「横町十文字まちそだて会」代表の村上陽心さんは「『灯リ蔵』という店名には、長い歴史を持つ米蔵が未来を照らす明かりとして生まれ変わってほしいという願いを込めた。『リボーン』の意味も込めてカタカナ表記にしている。黒石のまちあるきの拠点として、新たなスポットになれば」と期待を寄せる。
宿泊料金は変動料金制で、基本料金は、1~3人=6万6,000円、4人=7万9,200円、5人=8万8,000円。予約は宿泊サイトで受け付ける。