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弘前にうなぎ専門店「米吉」 実演販売の好評から開業へ

「米吉」のスタッフたち。左から2番目が料理長の佐藤正彰さん

「米吉」のスタッフたち。左から2番目が料理長の佐藤正彰さん

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 北大通り沿いに「炭火焼鰻(うなぎ)料理 米吉」(弘前市野田、TEL 0172-88-7787)が4月12日、オープンした。

米吉の「うな重」

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 仕出しや結婚式場「フォルトーナ」や「ラグリー」を経営する「角長(かくちょう)」が始めたウナギ専門店。披露宴会場「ラグリー」駐車場に新築した。店名の「米吉」は1889(明治22)年に「角長」を創業させた初代・小山内米吉が由来する。

 角長の佐藤正彰総料理長によると、「土用の丑(うし)の日」にラグリー店前で毎年行っていたウナギの実演販売が開業の背景にあるという。「入社した約40年前から続いているウナギの実演販売は、コロナ禍でも好評だったため、新事業として立ち上がった」と佐藤さん。

 店舗面積は40坪、客席数は30席。テーブル席のほか、カウンター席もあり、最大12席の個室も用意する。ウナギを炭焼きする様子は店内から見学することができる。ウナギは国産にこだわり、時期によっては天然ウナギを扱う。

 メニューは「うな重」(3,850円)、ハーフサイズの「めご」(1,980円)、かば焼き、白焼き(以上、3,520円)。テイクアウトにも対応する。前菜6品や津軽の茶碗蒸しなどの「うな重コース」(7,150円)、「めごコース」(5,500円)といったコース料理も用意。ウナギが苦手な人向けに国産牛ヒレステーキ(150グラム=4,620円)もある。

 佐藤さんは「結婚式や披露宴はまだ厳しい状況が続いているが、角長としては初めての飲食店経営に挑戦した。ウナギの専門店として弘前に根付かせていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時~15時、17時~21時。

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