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弘前オペラ創立45周年公演 ギリシャ神話に津軽三味線や手踊り演出

長い歴史を持つ「弘前オペラ」。2014年には「メリー・ウイドウ」を上映した

長い歴史を持つ「弘前オペラ」。2014年には「メリー・ウイドウ」を上映した

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 弘前市民会館(弘前市下白銀町)で10月11日、第44回定期公演「歌劇 天国と地獄」が開催される。主催は弘前オペラ。

市内の小学校を借りて練習中のメンバーたち

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 1970年に創立し、今年で創立45周年を迎える同団体。構成メンバーは教員・自営業・主婦・学生など多岐にわたる職種の約25人。これまで、弘前市民会館で年1回の公演を重ねてきた。

 今回上演する「天国と地獄」は、古代ギリシャ神話がモチーフ。J・オッフェンバックが1858年に作曲した。訳詞は東京都在住の演出家・平尾力哉さん。全国各地でオペラ普及のために活動する平尾さんが同団体と関わったのは第14回公演から。今年で30年目を迎える。

 平尾さんは今回の舞台について、「古典的名作を取り上げているが、舞台を弘前に置き換え、登場する人もみな弘前の市民としている。上演中は津軽三味線や手踊りも加えるなど、地元の人に受け入れられやすい内容となっている」と話す。

 毎年、公演終了直後から来年の舞台に向けて企画が動き出すという。30年目という節目を迎える平尾さんは「自分も弘前市民の一員でいるつもり。死ぬまでこのオペラとかかわり続けていきたい」と意気込む。

 14時30分開場、15時開演。チケットはS席=4,000円、一般券=3,000円、学生券=2,000円、高校生以下無料(S席以外自由席、高校生以下は要整理券)。前売り券は紀伊國屋書店、弘前大学生協、ヒロロ、まちなか情報センターなどで販売する。

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