プレスリリース

災害に備え、子どもの防災意識の向上を図る実証試験を青森県おいらせ町の小学校2校で実施

リリース発行企業:AUTHENTIC JAPAN株式会社

情報提供:

山や街での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」「DRS」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:久我 一総)は、青森県おいらせ町教育委員会と連携し、おいらせ町立甲洋小学校および同町立下田小学校の児童を対象に、位置特定サービス「DRS」(ダイレクトレスキューシステム)の実証試験を2026年12月より実施します。



子どもの安全を支えるうえで、日常の居場所の把握と、災害時に家族の居場所を確認するための備えは、家庭にとって大切な課題です。本実証では、参加を希望する児童が専用発信機を携行し、保護者がスマートフォンを使って位置情報を確認します。平時から発信機を携行し、保護者が位置情報の確認方法に慣れることで、災害時の対応を家族で考えるきっかけづくりを目指します。また、利用開始時と終了時に保護者へアンケートを実施し、防災意識の向上などを検証します。
日常の見守りを、災害時の備えにつなげる
「DRS」は、GPSによる位置情報の把握と、Bluetoothなどによる直接通信を組み合わせた位置特定サービスです。保護者は、GPSでおおよその位置を確認し、近くではスマートフォンのアプリと発信機との直接通信によって居場所を絞り込めます。専用発信機はIP68等級*1の防水・防塵性能*2を備え、ガラス繊維を配合した樹脂製の筐体を採用しています。日常の見守りから災害時の捜索への備えまで、家族が子どもを探すための手段として活用できます。
*1:最大水深10メートルで最大30分間
*2:防水・防塵性能は、管理された実験室での試験結果です。使用環境により耐性が低下する場合があります。

今回の実証では、発信機を日常的に使う機会を通じて、児童と保護者の防災意識の向上や、子どもの居場所に関する保護者の不安軽減につなげることを目指します。AUTHENTIC JAPANは、おいらせ町教育委員会や対象校と連携し、山岳捜索で培った位置特定技術を、子どもと家庭の安全への備えに活かしていきます。
実証試験概要
実施期間:2026年12月〜2027年5月(予定。6年生は2027年3月末まで)
対象校:おいらせ町立甲洋小学校、おいらせ町立下田小学校
対象者:対象校に在籍する1〜6年生の希望者(予定)
募集締切:2026年11月15日(予定)
使用機器:位置特定サービス「DRS」の専用発信機
運営:AUTHENTIC JAPAN株式会社(申込受付、発信機の発送、問い合わせ対応)
株式会社三沢警備保障(青森県三沢市/事案発生時の駆けつけ支援)
おいらせ町教育委員会コメント
子どもたちの防災意識を向上させることは、将来的に子どもたちが自らの命を自ら守る能力を育むうえで重要であり、教育委員会としても期待を寄せております。また、このような発信機を携帯させることで保護者にとって少しでも安心感を持てる一つの手立てになるものと考えております。今回、モデルケースとして試験的に実施した取り組みの結果をもとに、今後の運用について検討したいと思います。
今後の展開
実証終了後は、2027年6月中旬をめどに関係者への報告会を行う予定です。実証で得られた利用者の声や運用上の課題を共有し、今後の活用について協議します。将来的な学校の防災学習との連動も視野に、地域とともに子どもの安全を支える取り組みを進めてまいります。

「DRS」とは
「DRS」(ダイレクトレスキューシステム)は、GPSと直接通信を組み合わせ、家族などの居場所を特定するサービスです。重量約45gの専用発信機を携行し、スマートフォンで位置情報を確認できます。Bluetoothによる近距離の探索に加え、専用受信機で受信できる探索用電波も備え、日常の見守りや災害時の位置特定を支援します。
フル充電から、GPS位置情報の送信は約2週間(1日8時間移動した場合)、探索用電波の発信は約2〜3カ月持続します。
URL:https://cocoheli.com/drs/drs

「ココヘリ」とは
ヘリで山岳遭難者を捜索する会員制の「民間ヘリ捜索サービス」です。「ココヘリ」の捜索サービスは遭難者の生存率向上を目指し、「山岳保険」は山小屋などの民間組織による救助活動費用や、公的機関による捜索終了後の民間捜索費用を保険金として補償します。
「ココヘリ」は発信機の電波とヘリ・ドローンを活用し、捜索時間を大幅に短縮します。専用受信機が発信機の電波を捉え、遭難者の位置を「ここにいる」という0mの距離まで特定できる点が特徴です。
ココヘリ会員に専用の発信機を貸与し、会員は発信機を身に着けて登山します。救助要請時には、登山計画書に記載された山域へヘリを飛ばす準備を進めます。ヘリ・ドローンに搭載した受信機と会員の発信機が直接通信し、山域でも迅速な捜索を実現します。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えています。

会社概要
AUTHENTIC JAPAN株式会社
代表取締役社長:久我 一総
本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F
URL:https://www.authjapan.com/
事業内容:山岳捜索サービス「ココヘリ」などの展開

代表取締役 久我 一総の略歴
1978年、福岡県福岡市生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。2002年パナソニックシステムネットワークスに入社し、SCM部門の責任者としてイギリスの子会社へ出向。10年後に帰国し、商品企画部門へ異動。2011年にAUTHENTIC JAPANを立ち上げ、退職。現在に至る。

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