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弘大図書館で「ポップ広告」コンテスト 学外利用者数の拡大狙う

シェイクスピア作「リチャード3世」を紹介するポップ広告。イラストとテキストも学生が考える

シェイクスピア作「リチャード3世」を紹介するポップ広告。イラストとテキストも学生が考える

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 弘前大学附属図書館(弘前市文京町)で現在、「POPコンテスト」が開催されている。

全40点のポップ広告が並ぶ特設コーナー

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 弘前大学の学生たちが自分で選んだ専門書、エッセー、漫画などを、ポップ広告を使って紹介する同コンテストは今回が初めて。

 同館2階の特設コーナーにポップ広告全40作品を並べる。一人で3作品応募した学生もいたという。一般利用者も投票でき、11月18日に同館でグランプリ受賞者を発表し表彰式を行う予定。投票締め切りは10月30日。

 同コンテストを企画した同館職員の長谷川友紀さんは「以前、『言語力大賞』というコンテストを開催したが、専門知識を要するものであったため、参加者を限定してしまった。その時の反省点を踏まえ、少しでも多くの人が参加できるイベントを開こうと企画した」と話す。

 同館は、昨年の10月の改装で、飲み物の持ち込みもできるオープンラウンジやオープンテラスを新設。閉架書庫内の利用も、改装前は学内者のみに限定していたが、改装後は一般人も利用できるようになった。「今回のようなイベントをきっかけに、学外の方にも館内の書籍を読んでいただければ」と長谷川さん。

 開館時間は9時~22時。

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