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弘前の焼き鳥店「串バル」、6年ぶりに営業再開 女性や1人客も気軽に

串バル店主の井上暁美さん

串バル店主の井上暁美さん

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 焼き鳥専門店「YAKITORIBAR 串バル」(弘前市百石町、TEL 0172-22-6354)が10月11日、営業を再開した。

焼き鳥を焼く井上さん

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 2014(平成26)年10月から2018(平成30)年8月にかけて明治屋グランドビル(本町)で営業していた「串バル」が、6年ぶりの復活を果たした。焼き鳥好きが高じて店を開いた元店主の井上暁美さんだったが、家庭の事情で休業。休業中の約5年間は弘前を離れたが、2023年7月にUターンした。当初は焼き鳥店を再開するつもりはなかったが、友人たちの声が背中を押してくれたという。再び店主となり、「営業再開は緊張するが、鳥肉を再び焼けてうれしい」と話す。

 店舗面積は15坪。席数は、カウンター=8席、テーブル=10席。昨年12月に閉店した喫茶店跡を改装した。店内にはチョークアートやこぎん刺しの模様をあしらい、女性客や1人客でも気軽に入れるような店づくりを心がけたという。「弘前には焼き鳥店は男性客が入るものというイメージがあるようだが、私のような焼き鳥好きの女性も入れる店を作りたかった」と井上さん。

 食材は可能な限り地産地消とし、地元の農家や生産者から直接仕入れる。焼き鳥のメニューは、もも(220円)、ねぎま、せせり、ささみワサビ(以上230円)、月見つくね(350円)、豚バラ(300円)、焼き物10本盛り(2,100円)、チョレギサラダ(700円)、さば缶バター(500円)など。今後はピザを提供する予定。ドリンクは、生ビール(600円~)、グラスワイン(550円)、カクテル(各600円)、焼酎(500円~)、日本酒(950円)などを用意する。

 営業を再開すると、かつての常連客や待ちわびた友人らが店を訪れてくれたという。井上さんは「多くの地元の人たちに支えられて再開にこぎ着けた。デートの選択肢に選ばれるような店を目指したい」と笑顔を見せる。

 営業時間は17時~23時(焼き物は21時ラストオーダー)。休業日はインスタグラムで告知する。

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