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弘前さくらまつりの開会式に伊勢谷友介さん 吉田松陰ゆかりの地も訪問

弘前さくらまつり開会式にてあいさつをする伊勢谷友介さん(右)と菊池武夫さん(左)

弘前さくらまつり開会式にてあいさつをする伊勢谷友介さん(右)と菊池武夫さん(左)

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 弘前公園(弘前市大字白銀町)で4月23日に行われた弘前さくらまつりの開会式に、俳優で企業家の伊勢谷友介さんが登壇した。

松陰室にて吉田松陰について思いを語る伊勢谷友介さん

 伊勢谷さんが社長を務めるREBIRTH PROJECTは、「人類が地球に生き残るため」をテーマに社会貢献活動などを行っている。同社のプロジェクトの一つである全日本制服委員会は環境を配慮したエシカル素材で制服を製造し、再資源化できるシステムを社会に導入するために発足した。

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 伊勢谷さんの登壇は、同園の桜の木を管理、保護する「桜守(さくらもり)」の制服を手掛けた縁から。制服のデザインは、TAKEO KIKUCHIのクリエーティブディレクター・菊池武夫さん。菊池さんが30年ほど前に弘前でスーツを作っていたこともあり、伊勢谷さんが直接依頼して同プロジェクトへの参加が決まった。

 開会式の後は、伊勢谷さんがNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で演じている吉田松陰が弘前で滞在したという松陰室(弘前市元長町)を訪れ、葛西憲之市長らと対談した。「今の時代に戦いで世界を守ることはできない。生活に最も関わる消費や生産を変えて、世界を変えることが必要」と強調。「まずは社会が動かないといけない」という考えを伊勢谷さんは語り、葛西市長らも同意していた。

 同日午後からは、ヒロロ(弘前市駅前町)で伊勢谷さんと菊池さんのほか、桜守の制服製造に携わったセンチュリーテクノコア弘前工場の森本直孝さんらを加え、トークショーを行った。会場には事前に申し込みした300人の観客が詰め掛け、パネリストたちの話に熱心に耳を傾けていた。桜守の制服について、「ワーキングスーツをデザインしたのは初めてだった。制服というよりも衣装という感覚で、制服の新しい方向性を示したい」と菊池さん。伊勢谷さんは「おしゃれとは自分を表現することで内面の見えない部分を表現する手助けをする」と話し、トークショーを締めくくった。