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弘前公園の桜、開花予報 暖春の影響で平年より6日早く

弘前公園東門近くの桜のつぼみ(3月19日撮影)

弘前公園東門近くの桜のつぼみ(3月19日撮影)

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 弘前市公園緑地課(弘前市下白銀町)が3月19日、弘前公園の桜の開花予想を4月17日と発表した。

弘前市緑の相談所に設置した桜が咲いたせん定枝

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 弘前公園の桜を管理する同課の発表は今季初めて。発表によると、園内にあるソメイヨシノの標準木の開花予想は4月17日。平年開花日の4月23日より6日早い。外堀は4月16日、桜のトンネルは4月18日、満開の予報は4月22日とした。

 同市公園緑地課の樹木医である桜守の海老名雄次さんは「今年の気温は平年並みかやや高いとの長期予報。今後も高いということから平年より早い予想となった」と話す。

 弘前公園は52種2600本の桜が咲く、全国有数の桜の名所として知られる。満開の時期がゴールデンウイークと重なることから、「弘前さくらまつり」は全国から観光客が訪れる。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、祭りは中止となった。

 海老名さんは「昨年はさくらまつりの中止だけでなく公園も閉鎖し、桜を楽しむことができなかった。今年は園内でも桜を楽しめるようになってほしい」と笑顔を見せる。

 次回の市の開花予想発表は3月26日。弘前さくらまつりは4月23日~5月5日で開催予定。

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