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弘前さくらまつりと「桜ミク」コラボ企画、来年も続投へ 駅の看板も刷新

弘前駅前に設置された新しい弘前さくらまつりの大型看板

弘前駅前に設置された新しい弘前さくらまつりの大型看板

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 弘前観光コンベンション協会(弘前市下白銀町)が6月22日、弘前さくらまつりと「桜ミク」のコラボ企画継続を発表し、弘前駅構内に設置していた看板も刷新した。

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 弘前さくらまつりは2600本の桜が咲く弘前公園で開催され、国内外から見物客が訪れる一大イベント。桜ミクはバーチャルアイドル「初音ミク」から派生したキャラクターで、2019(平成31)年と2020(令和2)年開催では弘前さくらまつり公式応援キャラクターを務めた。

 駅入り口に設置された看板は縦約1.8メートル、横約3.6メートルの大きさで、イラストレーターiXima(いくしま)さんが今年のさくらまつり用に描いたメインビジュアルを使う。岩木山や弘前城が背景にあって飛んでいる桜ミクを描いたイラストとなり、看板には来年が101回目の弘前さくらまつりになることから「101回目の桜で逢(あ)いましょう。」とのキャッチフレーズが書かれている。

 コラボは当初2年間の予定で、今年のさくらまつりが中止となったことから、来年以降の去就に注目が集まっていた。6月16日に初音ミクの公式ユーチューブチャンネルに公開された弘前さくらまつりのアフターレポート動画では、公募したイラストと初音ミクバージョンの応援ソング「101回目の桜」を披露し、ラストには「公式応援キャラクター続行!」と発表していた。

 弘前観光コンベンション協会は6月22日、コラボ企画継続のほか、桜ミクのラッピングタクシーや電車、弘前市まちなか情報センター(弘前市土手町)の一部を桜ミクコーナーにした「桜ミクミュージアム」も継続すると発表した。

 同協会の白戸大吾さんは「記念すべき100回目のさくらまつりは残念ながら中止になってしまったが、次の第一歩となる101回目は、市民や関係者、桜ミクファンも一緒に盛り上げるイベントにしたい」と意気込む。

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