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弘前で「雪ミク」に続き「桜ミク」の観光キャンペーン 函館と連携

弘前公園や弘前城天守と一緒に描かれた桜ミク

弘前公園や弘前城天守と一緒に描かれた桜ミク

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 「桜ミク」を公式キャラクターに起用した「ひろはこ春の観光キャンペーン」が4月20日、弘前市と函館市(北海道)の連携で始まる。

弘前市と函館市を並べたメインビジュアル

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 桜ミクはバーチャルシンガーの初音ミクから派生した春をイメージしたキャラクター。弘前では、2019(平成31)年から桜ミクを「弘前さくらまつり」公式応援キャラクターに就任させ、コラボ企画を展開してきた。今回で5回目となる。「ひろはこ」は、昨年12月1日から雪ミクを起用した観光キャンペーンを展開。両市の相互誘客や周遊観光の促進を図ってきた。

 春のキャンペーンは2月28日まで行っていた冬のキャンペーンに続く第2弾で、春としては初めて。弘前市と函館市が連携する「ひろはこ連携推進実行委員会」が3月7日、メインビジュアルを発表した。

 発表したメインビジュアルは弘前市モチーフと函館市モチーフの2枚。並べると1枚のイラストになるつながりを持たせたデザインで、イラストレーターiXima(いくしま)さんの作品。2枚には、弘前公園と弘前城天守を、五稜郭公園と箱館奉行所を、それぞれ描いた。

 サブビジュアルも用意。弘前市モチーフでは「弘大カフェ」(文京町)と「旧紺屋町消防屯所」(紺屋町)を背景に桜ミクを描く。函館市モチーフの背景は「函館公園」「大三坂」。デフォルトキャラクターとして「りんごあめ」「津軽三味線」「猪形土製品(いのっち)」、「縄文中空土偶」「カモメ」「塩ラーメン」をテーマにしたキャラクターも用意している。

 春のキャンペーンで予定している企画は、観光キャンペーンテーマソングや桜ミクによる歓迎アナウンスの制作など。スマートフォンを活用したAR撮影やフォトスポットパネルを設置するほか、デジタルチェックインラリーも行う。

 ネット上にはキャンペーンを楽しみにするファンの声が既に見られ、弘前の桜のハートと五稜郭の星が並ぶデザインや、いずれも花見の名所として知られる弘前城と五稜郭の並びを評価する人がいた。コロナで諦めていた弘前行きを今年こそはという声もあった。

 キャンペーン期間は4月20日~5月31日。

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