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弘前の乳業メーカーがヨーグルト容器を紙製に変更 環境問題に配慮

紙製の容器に変更した「生乳100%あおい森のヨーグルト」

紙製の容器に変更した「生乳100%あおい森のヨーグルト」

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 萩原乳業(弘前市大久保、TEL 0172-32-1451)が11月1日、「生乳100%あおい森のヨーグルト」の容器を紙製に変更した。

変更前と変更後

 1952(昭和27)年創業の同社は弘前を中心に津軽地方で乳製品を製造販売する。「生乳100%あおい森のヨーグルト」は青森県産生乳を使い、安定剤などの添加物を使わないヨーグルト。2012(平成24)年に以前までの製法を見直しリニューアルした。2016(平成28)年にパッケージは一度変更し、今回で2回目の変更となる。

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 同社社長の萩原千賀子さんによると、海洋プラスチックごみの問題が背景にあるという。「地方メーカーが行う小さいことかもしれないが、少しでも社会が変わるようにと変更した」と萩原さん。「1回目の変更の際、工場レーンが現在のタイプでも通せるような仕様にしていたことが功を奏した」とも。

 リニューアルによって容器は紙製となったが、内容量は変わらず400ミリリットルで製法も変わっていない。萩原さんは「『生乳100%』を強調したデザインは変えず、色味は何度も調整した。配送にも気を配り、秋田や関東といった遠くに運び確認したこともあった」と振り返る。

 変更して半月がたち、「かわいい」「紙製と気づかなかった」といった声があった。萩原さんは「おいしく味わっていただくのはもちろん、ごみの分別などに関心を持ってもらうきっかけにもなれば」と話す。

 オープン価格。青森県内のスーパーやドラッグストアで販売している。

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