旧開雲堂(弘前市土手町)を会場としたイベントが4月16日、始まった。
旧開雲堂2階で開催するクラフト展「地球をたがやし宇宙とかたる」
開雲堂は1879(明治12)年創業の老舗和菓子店で、2024年5月に閉店した。建物は、弘前市の景観重要建造物や「趣のある建物」に指定され、銅板の外壁が特徴。
イベントでは1階で工芸品店「津軽の工芸 草邑(くさむら)」(土手町)が「KAI KUSAMURA(かい・くさむら)」としてポップアップショップを出店し、津軽びいどろや津軽こぎん刺し、津軽竹籠などの地元の伝統工芸品を販売する。
2階では弘前で活動する作家8人の展示会「地球をたがやし宇宙とかたる」を開催する。青森県内の寺院やギャラリーなどで開催するグループ展で、今回で5回目。2階にある和室と洋室に8人の作品約1000点を展示販売する。同グループ展の発起人・菊池牧子さんは「期間中は作家の誰かが在廊し、直接作品の背景を伝える。それぞれの手仕事を現物とともに深掘りしてほしい」と話す。
今後の活用に市民の注目が集まる開雲堂の利活用にいち早く動き、今回のイベントを企画した「草邑」店主の草刈静香さんは「作品の素晴らしさはもちろん、この建物そのものが持つ魅力も合わせて味わってもらえれば」と話す。
開催時間は11時~17時。入場無料。5月6日まで。