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弘前で津軽こぎん刺しのフェス 「新しい伝統文化」に触れる場に

展示作品の一つ。「ぷちこぎん」

展示作品の一つ。「ぷちこぎん」

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 弘前の複合商業施設「ヒロロ」(弘前市駅前町)の4階にある弘前市民文化交流館ホールで4月28日、津軽こぎん刺しを紹介するイベント「こぎんフェス」が始まった。

ステージに展示されたリサイクル糸を使ったタペストリー

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 今回で6回目の開催となる同イベント。津軽こぎん刺しは江戸時代から続く津軽の伝統的な刺し子技法で、当時は綿布を身に着けられなかったため、防寒対策の一環として生まれた。モドコと呼ばれる幾何学模様が150種類以上あり、組み合わせによっては数えきれないパターンを生む。近年では名刺ケースやブローチなどさまざまなものに津軽こぎん刺しが施されている。

 同イベントは3日間にわたり開催。会場内は、作品展示のブースと津軽こぎん刺しの雑貨などを販売するスペース、ワークショップなどの体験を提供するブースに分かれる。

 展示ブースは14組の作家やグループなどが出展し、「弘前地区環境整備センター」(弘前市町田筒井)内で展示しているペットボトルのリサイクル糸を使ったタペストリーやこぎん刺しの第一人者である鎌田久子さんの作品、県指定重要有形民俗文化財となっている「青森の刺しこ着」などを展示する。

 販売スペースには県内外から14人の作家が出店。テディベアやユニオンジャック、道具袋などに津軽こぎん刺しを施すワークショップを1日3回、計9回の枠で行うほか、作家らのオリジナルこぎん作品や関連商品を展示・販売する。

「弘前さくらまつりの期間と重なるため、観光客にも津軽の伝統文化として見てもらいたい」と、こぎんフェス実行委員長の川村正弘さん。「津軽こぎん刺しを古いと思っている人ほど来てほしい。新しい津軽こぎん刺しに触れてもらいたい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。ワークショップの参加には事前申し込みが必要。詳しくはホームページで確認できる。今月30日まで。

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