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弘前で「こぎんフェス」 県内外からこぎん刺し作家参加

昨年行われた「こぎんフェス」の様子

昨年行われた「こぎんフェス」の様子

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 ヒロロ(弘前市駅前町)で5月2日~4日、「第4回こぎんフェス」が開催される。

こぎんフェス実行委員会の3人。それぞれこぎん刺しの名刺入れを持っていた

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 「津軽こぎん刺し」とは津軽地方に古くから伝わる刺し子技法の一つで、麻の野良着などの粗い布目を補強し、保温性を高めるための生活の知恵だった。近年では、コースターやくるみボタンなどのさまざまな小物に縫い付けられ、女性を中心に注目が高まっている。

 同イベントでは日本現代工芸美術展で現代工芸賞といった受賞歴のある貴田洋子さんのほか数人の作家による約50点の作品を展示。さらに、県内外から10人の津軽こぎん刺し作家らが集まり、作品の展示・販売を行う。会場限定の「こぎんせんべい」(500円)も100個限定で販売する。

 プレイベントとして1日14時から、津軽こぎん刺しで弘前マイスターに認定された三浦佐知子さんによる特別ワークショップを行い、16時からは弘前こぎん研究所の3代目所長・成田貞治さんと貴田さんのトークイベントを開く。期間中は10時、13時、16時の3回、こぎんでコースターを作るワークショップも行う。いずれも事前申し込みが必要。

 同実行委員会の川村正弘さん「あらためて津軽こぎん刺しという伝統工芸を見直す機会になれば」と話す。開催期間がゴールデンウイークと重なることから、「弘前公園の観光客にも立ち寄ってもらい、興味を持つきっかけにもなれば」とも。

 開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。ワークショップは有料。

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