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弘前公園の桜、開花進む 外堀は「満開」という声も

外堀のソメイヨシノ(4月15日12時ころ撮影)

外堀のソメイヨシノ(4月15日12時ころ撮影)

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 ソメイヨシノの開花が4月15日、弘前公園内全域で確認された。同日、弘前市公園緑地課が発表した。

弘前城本丸の満開となった「弘前しだれ」

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 約49.2万平方メートル(東京ドーム約10個分)の広さにソメイヨシノ1700本をはじめとする52種のサクラが咲く弘前公園内では開花状況に微差があり、外堀や園内、東西では1、2日ずれる。

 発表によると、園内は一分咲き、外堀は三分から五分咲き、桜のトンネルは同日開花。満開予想日は外堀が17日で園内は18日、桜のトンネルは19日。同日は弘前市の最高気温が27.8度と7月中旬並みの汗ばむ陽気になり、花見客の中には半袖姿も多かった。

 弘前在住の20代女性は「朝は咲いていなかった桜が、午後改めて公園に行ったら咲いていたり、外堀は満開のように咲いていたりした。今年の桜は早く咲きそう」と話す。

 同課の樹木医で「チーム桜守」の海老名雄次さんは「桜の開花状況は毎日9時~11時に調査している。ここ2、3日の20℃以上の高温で開花は平年より進んだが、桜の成長スピードには限界がある。開花から満開まで早くなっても1日程度ではないか」と話す。

 ソメイヨシノ以外の品種では、遅咲きの「関山」の開花は4月26日を予想。早咲きの「弘前枝垂れ(しだれ)」「子福桜」などはすでに満開になっている。

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