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弘前公園の「日本一」ソメイヨシノが満開 ライトアップは今年も1時間延長

西堀の春陽橋から両岸に広がる桜のライトアップを見る人たち

西堀の春陽橋から両岸に広がる桜のライトアップを見る人たち

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 弘前公園(弘前市下白銀町)で4月27日、西堀の桜のトンネルが満開を迎え、園内のソメイヨシノが全て満開となった。

満開となった西堀の桜のトンネル(4月27日7時撮影)

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 弘前公園は東京ドーム10個分強に相当する約50万平方メートルの園地に桜の木が約2600本あり、場所や品種によって満開の時期が異なる。同市公園緑地課が同日11時、園内のソメイヨシノが全て満開になったと宣言。園内で最も早く25日に満開となった外堀のソメイヨシノに合わせ、まつり本部は22時まで予定していた桜のライトアップを昨年に引き続き1時間延長したことを発表した。

 26日の弘前は断続的に雨が降る安定しない天気となったが、傘を持った花見客が終日訪れ、西堀のライトアップにも大勢の花見客がいた。春陽橋には、雨がやんだ瞬間に見える水鏡の桜に感嘆する声や長い時間眺め続ける観光客の姿もあった。

 西堀のライトアップを初めて見たという長野から来た30代女性は「感動という言葉すら陳腐になるような景色」と興奮した様子で語る。埼玉から同日昼に仕事を終えてライトアップの撮影のためだけに来たという30代男性は「5年連続で弘前の桜を撮りに来ている。全国で桜の写真を撮っているが弘前が日本一だと思う」と話す。

 弘前さくらまつりは5月7日まで。ライトアップは日没~23時。

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