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青森・黒石に料理教室併設のカフェ「養美舎」 実家をリノベーション

「養美舎」店主の山谷真弓さん。手前は料理教室用のテーブル

「養美舎」店主の山谷真弓さん。手前は料理教室用のテーブル

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 料理教室を併設したカフェ「養美舎(ようびしゃ)」(黒石市温湯上川原、TEL 0172-55-8361)が11月1日、黒石・温湯(ぬるゆ)エリアにオープンした。

実家をリノベーションした店内

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 健康を意識した食事やスイーツと浅瀬石川を眺められるロケーションを生かした同店。店主・山谷真弓さんが夫の実家をリノベーションした。

 山谷さんは夫の病気をきっかけに料理を勉強し、県外の料理教室に通い始めた。メディカルシェフや米粉マイスターインストラクターなどの資格を取得し、周囲からの要望に応える形でプライベートの料理教室を自身で開くようになった。当初は自宅で開いていたが、2020年から温湯の実家に場所を変えて続けた。

 山谷さんは「教えるのが苦手だった料理教室だが、続けていく中で楽しくなっていった。次第に料理をもっと多くの人に食べてもらいたいという意識が芽生え、カフェ出店を決めた」と振り返る。

 店舗面積は11.6坪。席数は、テーブル=7席、小上がり=6席。客席スペースは山谷さんの義理の母が使っていたリビング。窓には浅瀬石川が見られるようにFIXガラスを使う。屋根のひさしに鏡面天井を取り入れたのも室内から景色が見られるように。ステンドグラスや家具、照明などはなるべく活用し、店内のアクセントとして使っている。

 メニューは、2、3週間で内容を変える「本日の養美舎ランチ」(1,350円)を中心に、旬の素材を使ったドリンク、スイーツを用意する。

 温湯に通うようになり、居心地やロケーションに感動を覚えるようになったという山谷さんは「魅力がある黒石や温湯エリアで、ゆっくりと落ち着いて健康に良い食事を楽しめる場にしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~15時(ランチタイムは11時~14時)。土曜・日曜・月曜、第1・第3木曜定休。1~3月は休業。

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