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弘前公園、サクラの開花予想 今年は平年より8日早め

弘前公園の現在のサクラ(3月17日15時ころ撮影)

弘前公園の現在のサクラ(3月17日15時ころ撮影)

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 弘前市公園緑地課(弘前市下白銀町)が3月17日、弘前公園の桜の開花予想を4月14日と発表した。

外堀の様子。園内で最も早く咲くと言われている場所

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 弘前公園の桜を管理する同課の発表は今季初。標準木の花芽の状況を確認し、独自の計算式で算出する。園内にあるソメイヨシノの標準木の開花を4月14日とし、外堀では4月13日と、桜のトンネルでは4月15日と、それぞれ予想。満開は4月19日~20日とした。平年より8日早い。

 同課の樹木医・橋場真紀子さんによると、今年は全国的に気温が高く推移し、今後1カ月も気温が高いと予報されているので、開花は過去2番目の早さになると予想したという。4月14日の開花は過去に5回あり、最速は1990(平成2)年に記録した4月13日。

 橋場さんは「今年は雪による枝折れなどの被害はほぼなく、平年並みの開花状況。今の状況ではゴールデンウイーク前に満開を迎えてしまうが、弘前公園は遅咲きのサクラが咲く名所ともいわれており、ソメイヨシノだけでなく、関山(かんざん)や弘前にしかないサクラ『弘前雪明かり』なども楽しんでもられれば」と話す。

 次回の市の開花予想発表日は3月24日。弘前さくらまつりは4月21日~5月5日に開催を予定する。

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