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弘前でフィルムやVHSの上映会 50年前の弘前公園の映像も

HMD弘前のメンバー

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 弘前のそば店「めん房たけや」(弘前市稔町)で11月23日、「ホームムービーの日(HMD)」にちなんだイベントが開催される。

上映に使うフィルム映写機

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 HMDは家庭や地域に埋もれているフィルムを持ち寄って上映するイベントで、2003年に始まり、世界17カ国、100都市以上で行われるようになった。弘前での開催は2006年からとなり、市民団体「HMD弘前」が主催する。

 「今年の目玉は、1969(昭和44)年の『菊と紅葉まつり』の映像」と話すのは同団体の竹森朝子さん。「1970年代に開催された映像もあり、46年にわたり同祭りで菊人形を作り、今年引退を決めた東京の職人・矢吹吉明さんの人形も写っている」とも。

 今年始めた新しい取り組みとして、VHSの映写も行うという。竹森さんは「ビデオテープやフィルムなどの磁気テープはしっかりとした管理がないと劣化が進んでしまう。家庭用に残した映像であっても史料としての価値があるかもしれない。押入れに眠ったままになっているようなフィルムなどがあれば持ってきてほしい」と呼び掛ける。

 同日はフィルムやVHSの持ち込みの映写も可能。自主制作の選挙ドキュメンタリーや1984(昭和59)年に廃線となった秋田県の阿仁合線や1974(昭和49)年に撮影された八甲田ロープウェーからの紅葉と霧氷の様子も上映する。

 開催時間は16時~。入場無料。

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