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青森県外在住者対象、「弘前ねぷたまつり」プログラム体験者募集 

昨年の様子。弘前ねぷたまつり合同運行を体験する参加者

昨年の様子。弘前ねぷたまつり合同運行を体験する参加者

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 「Next Commons Lab(ネクストコモンズラボ)弘前」が現在、弘前ねぷたの体験プログラム「Entre!(アントレ)」の参加者を募集している。

ねぷたの運行準備に参加する

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 弘前ねぷたまつり期間に弘前に滞在し、運行団体に入って祭りの準備や運行に参加して地元民たちと交流を目的とした同プログラム。2回目となる今年の参加対象者は、青森県外在住者で主に20代~40代。

 主催する「ネクストコモンズラボ弘前」の石山紗希さんは「弘前ねぷたまつりの担い手不足や関係人口を増やすことを目的としている。昨年の参加者の中には、ねぷたまつり後に参加した団体の人に会いに弘前へ遊びに来た人もいた」と話す。

 プログラムはねぷたの製作体験を主としたAコース(7月29日~8月4日)とねぷた解体作業を主としたBコース(8月3日~8月8日)の2つ。滞在中の参加者は基本的に運行団体と共に祭りに関わる体験をするが、それ以外は自由で「昨年はリモートワークをする人もいた」と石山さん。弘前での移動手段として自転車の貸し出しを行う予定。

 参加費は、滞在宿泊費と保険料で社会人=2万2,000円、学生=1万1,000円。滞在先はリンゴの木箱を活用したゲストハウス「ORANDOの2階」。弘前への交通費と弘前での食費は実費負担。

 弘前ねぷたまつりに昨年初めて参加したという石山さんは「私は青森出身で青森ねぶたには参加したことがあったが、弘前ねぷたは青森ねぶたとは違った魅力があった。何より受け入れてくれた団体メンバーの優しさには涙があふれた。観光では経験できないような文化体験として弘前ねぷたまつりを感じてほしい」と話す。

 申し込み締め切りは7月5日。

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