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弘経、2023年上半期ランキング 「ブルーエイト」「サイゼリヤ」など

1位となった「ブルーエイトさしあげます」

1位となった「ブルーエイトさしあげます」

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 弘前経済新聞の2023年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、カフェ「ブルーエイト」の事業継承を紹介する記事だった。

2023年上半期の大きな話題となった「サイゼリヤELM店」

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 ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した106本の「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 弘前のカフェ「ブルーエイト」が「店さしあげます」 75歳店主の引き際(1/7)
2. 弘前公園に世界的プロゲーマー梅原大吾さん 300キロ徒歩の旅を達成(4/17)
3. 「サイゼリヤ」青森初出店決定に沸く地元民 ネットでは行列予想も(2/3)
4. 弘前の「バナナアイス」危機乗り越える 三浦春馬さんファンの情報きっかけに(5/8)
5. 青森・五所川原に「サイゼリヤELM店」 青森初、本州全県に出店(5/30)

6. 弘前に個室焼き肉店「牛天」 コロナで延期した夢実現(6/3)
7. 青森のスーパー「さとちょう」、民事再生法適用を申請 事業継続を模索(6/26)
8. 弘前・岩木山で4年ぶりクラフトフェア「津軽森」 全国から115の出店(5/22)
9. 弘前にシンプルな中華そば店「まる美」 交流が生まれる店目指す(2/27)
10. 青森「古遠部温泉」が事業継承者募集 「トド寝」で知られる秘湯(3/15)

 1位の「ブルーエイト」は土手町通りにあり、弘前市民には「学生時代の思い出の場所」として知られる30年以上続く喫茶店。昨年末から「ブルーエイトさしあげます」と店内に貼り紙を掲示し、新しい店主の募集を始めたところ、青森県外からも問い合わせがあるなどの反響があった。ブルーエイトは4月30日から新しい店主となり、営業は継続している。

 2位にランクインした梅原大吾さんは弘前出身で、世界的に知られるプロゲーマー。仙台から徒歩で弘前公園を目指すという自主企画を計画し、その様子をネット配信した。ゴールとなった弘前公園では1万3000人の同時視聴者数がいた。梅原さんが弘前出身という情報は一部で流れていたが、配信中や今回の企画意図を説明するに当たり、本人から「弘前出身」と明言があり注目を集めた。

 3位と5位にランクインした「サイゼリヤ」は全国チェーンのイタリアンレストラン。五所川原のELM内に青森県では初出店となる「ELM店」を5月30日にオープン。初日には行列ができたほか、オープンを発表した2月1日からネットを中心に地元民の間でも大きな話題を集めた。

 4位の「バナナアイス」は老舗アイス店「小山内(おさない)冷菓店」(弘前市駒越)の看板商品で、製造するフリーザーが故障したが、地元の製造業会社が修理したというニュース。修理のきっかけをつくったのは三浦春馬さんファンのツイートだった。そのほかスーパー「さとちょう」の民事再生法適用の申請やコロナ明けで4年ぶりの開催となったクラフトイベント「津軽森」や10位には「古遠部温泉」の事業承継を紹介する記事がランクインした。

 2023年上半期の弘前経済新聞は新しい店のオープンやリニューアルを伝える記事が増え、新型コロナウイルス後の経済活動が活発化する様子がうかがえた。下半期も弘前エリアの明るい話題やニュースを届けていきたい。

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