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弘前「雪灯籠まつり」に2つのプロジェクション 本丸石垣に投影と雪像にマッピング

弘前城の雪像に投影するプロジェクションマッピング映像の最終調整を行う葛西薫さん

弘前城の雪像に投影するプロジェクションマッピング映像の最終調整を行う葛西薫さん

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 弘前公園(弘前市下白銀町)で2月11日から開催される「弘前城雪燈籠(どうろう)まつり」では、2つのプロジェクションが行われる。

石垣マルチプロジェクションの会場イメージ

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 「石垣マルチ・プロジェクション」は、弘前城本丸石垣修理により天守が曳家(ひきや)された内堀にある幅140メートル、高さ10メートルの本丸石垣に映像を投影する。投影には7台のプロジェクターを用い、1面が幅14メートル、高さ8メートルのスクリーンになるという。

 映像は、それぞれ弘前を紹介する内容となっている。弘前城の100年を古い写真や四季を使って紹介する「弘前城の世紀」。街の洋館や祭り、人の写真などで紹介する「弘前相聞(そうもん)」。岩木地区や相馬地区などの地域の風景で紹介する「弘前百景」となっている。曳家のタイムラプス映像なども盛り込むという。

 雪像プロジェクションマッピングは、レクリエーション広場に作った高さ9メートルの弘前城の雪像に投影する。映像制作は、同市在住で会社員の葛西薫さんを中心とした市民グループ「ぱやらぼ」。同グループは5年前から雪像へのプロジェクションマッピングを行っており、「今回は、弘前城の長い歴史を織り交ぜた津軽を表現している」という。

 14日は18時25分から、関西を中心に活動する700人のシンガーグループ「human note」のリーダー寺尾仁志さんがプロジェクションマッピングと共演し特別ライブで行う。昨年12月に大阪で行われたイベントで、葛西さんが出展したプロジェクションマッピングにも共演している。

 「石垣マルチ・プロジェクション」の投影は13日、14日の18時から30分ごとに行い、最終は20時30分。映像のプログラムは「弘前城の世紀」「弘前相聞」「弘前百景」を順に上映する。雪像プロジェクションマッピングは、11日から14日の18時15分から30分ごとに投影し、最終は20時45分。「弘前城雪燈籠まつり」は2月14日まで。

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