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青森・黒石で3年ぶりの「ねぷた祭り」 感染症対策しながら

運行するねぷたに沿道からは拍手が沸いた

運行するねぷたに沿道からは拍手が沸いた

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 青森・黒石で「黒石ねぷた祭り」が7月30日、3年ぶりに開幕した。

人形ねぷたも運行した

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 「ねぷた・ねぶた」は国指定の重要無形民俗文化財で、青森県内各地で開催される夏祭り。黒石では7月30日~8月5日に行われる。今年は新型コロナウイルス感染症対策を実施しながら、3年ぶりの開催となった。

 例年は50団体以上が合同運行に参加するが、今年は13団体。全国的な感染拡大を受け、直前で参加を取りやめた団体もあった。祭りを主催する黒石青年会議所は運行団体に対してマスク着用や飲食の自粛のほか、見物客にも三密の回避や歓声・会話を控えてもらうよう呼び掛けていた。

 合同運行のコースは三密を防ぐため、「中町こみせ通り」コースを中止し、御幸公園から黒石駅までを結ぶ富田通りとなった。黒石青年会議所理事長の千葉晃大さんは「黒石ねぷたの最大の魅力とも言える中町こみせ通りから間近に見ることができるねぷたは、残念ながら今年は実現できなかったが、3年ぶりに開催にこぎつけたことは感謝しかない」と話す。

 沿道に集まった見物客からは「ヤーレ、ヤーレヤー」といった掛け声に対し、温かい拍手が送られていた。

 黒石ねぷた祭りの合同運行は8月2日も行う。

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