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弘前に「小さな喫茶室」 カフェとも純喫茶とも違う店目指す

店内の様子

店内の様子

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 弘前大学近くに「つばめ喫茶室」(弘前市富田町、TEL 050-5438-1035)が2月10日にオープンした。

インスタグラムで話題になったというカスタードプリン

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 「1人でも友達とのおしゃべりでも気軽に入れる店」がコンセプトの同店。店主の中村里美さんは「敷居の高い喫茶店ともチェーンのコーヒー店やカフェとも違う真ん中に位置するような店にしたい」と話す。

 中村さんは2007年から2017年まで「成田専蔵珈琲店」(城東北)で働き、カフェ業の経験を積んだ。離職後は、開業を考えて店舗探しや県外へカフェ巡りをしていたという。中村さんは「自分のやりたい店の構想やゆっくりと準備を整えた」と振り返る。

 店舗面積は約11坪。客席数は10席。2018年10月に閉店した「SOUP RIDERS(スープライダース)」跡に出店した。「1人でやるにはちょうど良い大きさだった」と中村さん。店内は白を基調とし、レトロの雰囲気を演出する。中村さんは「私は黒子のように静かにしているので、お客さまそれぞれが当店の時間と空間を楽しんでいただければ」と笑顔を見せる。

 コーヒーは、「PINO Coffee Roaster(ピノコーヒーロースター)」(田舎館村東光寺)のコーヒー豆を使いハンドドリップにこだわる。メニューは「ショコラピーノ」、マンデリン(以上、450円)のほか、カフェオレ、ウインナコーヒー(以上、500円)など。紅茶各種(500円)、ホットココア(500円)、リンゴジュース(300円)や、カスタードプリン(350円)、レアチーズケーキ(450円)などのスイーツメニューも用意する。

 オープンから2週間がたち、「おいしい」「また来ます」といった声を掛けられることがうれしいと中村さん。「大変なことも多いが店を出せたことが本当にうれしい。コーヒーの専門店を目指しているわけではないので、コーヒー以外のメニューを増やす予定はあるが、今は提供しているメニューを一つずつ丁寧に出していきたい」と話す。

 営業時間は11時~18時。休業日は公式インスタグラムなどで知らせる。

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