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弘前でエビラーメンの新店 父娘が二人三脚で切り盛り

「麺つし馬」のエビラーメン並盛

「麺つし馬」のエビラーメン並盛

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 弘前の「みのりのトンネル」付近に3月21日、「麺つし馬」(弘前市松ヶ枝)がオープンした。

店長の對馬秀人さんと娘の葉月さん。店の内装はオールドアメリカンをイメージ

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 エビラーメンをメーンに提供する同店。エビ出汁のアメリケーヌソースをベースに、動物系とさまざまなエビスープを4日間かけて仕込むという。めんもオリジナルの配合でエビの粉末をまぶすこだわりも見せる。店長の對馬秀人さんは「津軽のラーメンといえば煮干しだが、別ジャンルであえて勝負した」と話す。

 高校卒業以来30年以上にわたり飲食業界で働き、和洋中問わず、さまざまな店で料理を担当してきた對馬さん。洋食でよく使われるアメリケーヌソースが、パスタといっためん類との相性が良いため、ラーメンのスープとして使えないかと考え始めたという。同店の出店については、「ラーメン店を任せられたことがきっかけ。複数の皿で出すフレンチや和食と違い、一杯の中にバランス良く表現しなければいけないラーメンの奥深さが面白いと感じたから」と話す。

 メニューは並盛り(700円)、大盛(850円)、チャーシューメン(1,000円)。トッピングにチャーシュー(150円)、煮卵(100円)、エビ(80円)など。1日約50食分しか作れず、スープが無くな次第終了する。「4月に入れば夜も営業できるように仕込みを工夫する」とも。

 開業に当たり、長女の葉月さんが店を手伝う。インスタグラムなどを使って店の情報を発信するなどのPRも行っていくという。

 店舗面積は6坪。席数は12席。内装の回収まで手掛けた對馬さんは、店舗のイメージを「好きなオールドアメリカンをイメージした」と話す。「予算が潤沢にあったわけではないので、壁には英字新聞を貼り、ほぼホームセンターで購入できるようなもので作り上げた」と笑う。

 営業時間は11時~15時。

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