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青森・黒石市でまち歩きツアー-企画続々、日本最古の現役消防車見学など

昭和レトロな火の見やぐらから町を見渡す 「屯所巡り&グルメツアー」

昭和レトロな火の見やぐらから町を見渡す 「屯所巡り&グルメツアー」

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 青森・黒石市で9月7日、「屯所巡り&グルメツアー」が開催される。主催は、横町十文字まちそだて会(黒石市中町)。

昭和のビンテージ消防車「FS780型消防ポンプ車」。現役では日本最古の消防車

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 全国でも珍しい江戸時代の木造アーケードや大正時代創建の消防屯所など古い建物が多く残る同市。同ツアーの内容は、3カ所の消防屯所を散策しながら、日本最古という現役の消防自動車見学や、三味線演奏を聞きながら「黒石スイーツ」を楽しむ企画も。

 同会の中田純禎さんは「消防屯所は今でも現役で使われている施設なので、普段は一般公開していない。高さ約15メートルの火の見やぐらの上まで登り、町を見渡すといった企画も考えている」と話す。

 同会は3年前、ボランティア団体として発足した。黒石市内に住む30~40代が中心となり、黒石を「歩いて回れるくつろげる街」にしたいと、中心商店街の活性化といった活動を始めた。まち歩き企画はその活動の一環。

 今回のまち歩きツアーを第1弾とし、商家や酒蔵を見学する「まちなか探訪&グルメツアー」、一般公開をしていない日本庭園を巡る「大石武学流庭園のぞき見&グルメツアー」など、来年の2月まで企画ツアーを定期的に開催する。詳細情報は同会ホームページやフェイスブックページで随時公開していく予定という。

 参加費は、大人=3,000円、子ども=2,000円(小学生以下)。申し込み締め切りは9月5日まで。同会事務局(TEL 0172-59-2080)とホームページで受け付ける。

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