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弘前の「さくら野百貨店」食品フロア全面改装 6つの専門店出店

改装したさくら野百貨店弘前店の食品フロア

改装したさくら野百貨店弘前店の食品フロア

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 さくら野百貨店弘前店(弘前市城東北、TEL 0172-26-1120)の食品フロアが3月2日、リニューアルオープンする。

カレー専門店「カレーハウス レッツゴーカレー」(関連画像)

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 1993(平成5)年に前身の「弘前ビブレ」が郊外型の百貨店として開業した。リニューアルでは1階食品フロアを全面改装し、床や壁を替え、冷蔵・冷凍設備はノンフロン対応の物を使う。6つの専門店と4つの専門コーナーを新設する。全面改装は開店以来初めて。

 今年1月に閉店した「不二家 さくら野百貨店弘前店」跡地にはカレー専門店「レッツゴーカレー」(北海道)が本州初出店する。20段階の辛さを選べるカレーは10種類以上。テークアウト・イートインのどちらも対応可能。ボックス席やカウンター席など約40席を用意する。

 「レッツゴーカレー」に隣接する「美唄焼き鳥惣菜 炎」は焼き鳥や塩ザンギなどを販売するテークアウト専門店。どちらも運営は「伸和ホールディングス」。

 ベーカリーショップ「リトルプリンセス」は青森で2店舗を展開し、弘前は初出店。パン1本に青森県産リンゴ5~6個を練り込み、リンゴの果汁を使った生地で作る「ずっしり贅沢りんご食パン」や「塩カルピスバターパン」などが人気商品。

 食料品専門店「北野エース」(兵庫県)の出店は青森県内では2店舗目。プライベートブランド「キタノセレクション」を展開するほか、だしのラインアップに力を入れる。本棚のようなレトルトカレーを販売する「カレーなる本棚」を設置する。

 精肉コーナーには「肉匠鈴吉」(千葉県)が出店。山形県産の黒毛和牛や「平田牧場金華豚」といった精肉や加工品、総菜などを販売する精肉専門店で、青果専門店「九州屋」(東京都)、鮮魚専門店「仙令平庄・仙令鮨」(千葉県)と並び、生鮮食品を全て専門店化した。

 銘菓売り場では洋菓子ブランド「ヨックモック」(東京都)が常設店としては青森初出店するほか、「スープストックトーキョー」(東京都)の冷凍スープを販売するコーナーや県産食材の総菜や駅弁などを販売する「つがる惣菜」コーナー、北海道を中心に展開するコンビニエンスストア「セイコーマート」コーナーと弘前のピザレストラン「ミーア」の販売コーナーを新設する。

 さくら野百貨店弘前店・販売促進店次長の村井健一さんは「今回のニューオープンはより専門化することを目的とした。高い品質の提供と他店にはないラインアップを展開することで『津軽で一番のフードギャラリー』を目指していきたい」と話す。

 3月17日は、大型水槽跡にフードホール「アスナロ ラウンジ」がオープンし、3つの飲食テナントが出店する。

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