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弘前でクラフト作品の展示販売「空飛ぶ魔法のクラフト展」 100年前の敷物など

サムサラの渡辺純さん(右)と遊の梅田学さん(左)。2人が持っているのはチベットの高僧が座ったとされる100年前のキリム

サムサラの渡辺純さん(右)と遊の梅田学さん(左)。2人が持っているのはチベットの高僧が座ったとされる100年前のキリム

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 弘前の民芸品販売店「遊~asobe~」(弘前市清水森)で現在、「空飛ぶ魔法のクラフト展」が行われている。

1938(昭和13)年に建てられた古民家を活用した「遊」の一室を使って展示販売する

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 国内外のクラフト作家作品を販売するセレクトショップ「サムサラ」(長野県松本市)を招いて開く同展。弘前開催は今回が初めて。一点物のクラフト作品やオリジナル衣料、バッグ、ストールなどの小物・アクセサリー、草木染の手織りキリム(敷物)やラグなど約250点を展示販売する。

 サムサラの渡辺純さんは、20年前から国内外の職人が作る作品を集め始めたという。「長く使い続けられる物が好き」と渡辺さん。展示品の中には、チベットの高僧が座ったとされる100年前のキリムもあるという。

 「遊」店主の梅田学さんとの交流は10年近くあり、「梅田さんが八戸の洋服店で働いていた時からの付き合い」とも。「日本各地には面白い人がたくさんいる。弘前にも世代を問わない交流ができそうで、面白い工芸品などを見つけることができた。今年限りとは考えていないので、来年以降もまた来たい」と話す。

 渡辺さんは「キリムの踏み心地は足で実際に感じてみないと分からない。光の加減を変えたり近くで見たり、作品の魅力は言葉や文字では伝えきれない。直接足を運び、体験してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~18時。11月24日まで。

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