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弘前で間寛平さんが講演会 アースマラソンの裏側を赤裸々に告白

ヒロロで講演を行った間寛平さん

ヒロロで講演を行った間寛平さん

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 弘前駅前のショッピングモール「ヒロロ」(弘前市駅前町)で5月16日、「間寛平アースマラソン講演会~アースマラソンの裏側すべて話します~」が開催された。

約200人の来場者を盛り上げる間寛平さん

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 間寛平さんは、「アメマ」や「かい~の」といったギャグで知られるお笑いタレント。走ることが得意だった間さんは、「誰もやっていないようなことをやってみたい」という思いから、2008年12月17日にマラソンとヨットで世界を一周する「アースマラソン」を始める。嵐の中での太平洋横断や、前立腺がんの発覚といったさまざまな困難に見舞われながらも、約2年半という長い年月を経て、2011年1月21日に完走を果たした。

 会場には約200人が訪れ、整理券を求める行列が10時の開店前からできていたという。先頭に並んでいた市内に住む50代女性は「間さんが病気と戦いながらも目標を達成する姿に心を打たれ、この日をずっと楽しみにしていた」と話す。

 間さんは、ヨットでの太平洋横断時、嵐に遭遇し九死一生の目に遭遇したことや、ウズベキスタンで危うく金を盗まれそうになったことなど、アースマラソンの裏側を、ギャグを交えながら赤裸々に語った。「地球を一周して思ったのはやっぱり日本がナンバーワンですわ。こんなええ国ない。人の優しさもまちの美しさもなんも言うことない。ナンバーワンや」と間さん。講演後の質疑応答では「若いうちにやっておいたほうがいいことってなんですか?」という観客からの質問に、「自分がやりたいと思っていることは絶対にやるべき。気楽にいきましょうや」とエールを送った。

 講演は当初の予定の90分を上回るほどの盛り上がりをみせ、会場は終始笑いに包まれた。同市を訪れたことは今回が初めてだという間さんは「青森の人は品があるね。関西とはほんま違うよさがあるね」と、青森県民の印象を語る場面もあった。

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