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弘前市に北欧スタイルの新しいカフェ-店長は県外出身のコーヒー好き

北欧をイメージした「Hachicafe」の店内。外壁は雑誌で見た赤いデンマークのカフェをイメージし、赤色にしている

北欧をイメージした「Hachicafe」の店内。外壁は雑誌で見た赤いデンマークのカフェをイメージし、赤色にしている

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 弘前市の郊外にコーヒーショップ「Hachicafe(ハチカフェ)」(藤代、Tel 0172-35-3873)が11月25日にオープンした。

「Hachicafe」店長・佐藤智子さん(写真左)と一緒に働く秋田真李さん(写真右)

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 店長の佐藤智子さんは秋田市出身。結婚を機に2007年から弘前に移住し、「旦那さんから好きなことをやっていいよ」と提案され、コーヒーの勉強を始めた。コーヒーがもともと好きでカフェ巡りなどもよくしていた佐藤さん。次第に自分の店を持ちたいと思い始める。初めて夫に相談したのは、2011年。反対されるかと考えていたが、逆に背中を押された。

 店舗面積は約26坪、客席数は11席。小上がりスペースがあり、円卓に4、5人が囲める。「大好きな北欧をイメージしている」という店内には、壁際やカウンター、個室などさまざまなニーズに合わせた客席を配置している。佐藤さん自らがカフェ巡りをしていった中で見つけた「えりすぐりの配置」だという。「お子さま連れには小上がりスペース。一人でくつろぎたい方には個室。お客さまのお好みで席に座ってほしい」と話す。

 店名の由来は佐藤さんが小学生時代にハチに刺され、「ハチコ」というあだ名が付いたことから。11月15日にプレオープンし、すでにリピーターもいるという。秋田県大館市からも足を運ぶ人もおり、「人のつながりが新しいお客さまを呼び、本当に感謝です」と笑う。

 住宅街に位置する同店は、地域の住民から理解を得られるか不安だった。「がんばってね」と応援する声を聞き、うれしかったと話す佐藤さん。「弘前の人の良さだと思います」とも。今後は自身の出身地である秋田の良さをこの店から発信していくという夢を持ち、「秋田からお越しになったお客さまには、青森の良さを伝えられるようなお店になりたい」と話す。

 ドリンクメニューはドリップコーヒーが420円。08COFFEE(秋田市)や成田専蔵珈琲店(城東北)から仕入れたコーヒー豆を使い、ネルドリップで抽出する。妊婦さんや授乳中のお母さんや、カフェインの苦手な人向けにはカフェインレスコーヒーもそろえ、エスプレッソ(=300円)、カフェラテ(=450円)、カフェモカ(=480円)のほか、ストレートティー(=420円)、ミルクティー(=450円)、抹茶ラテ(=400円)、ホットチョコレートミルク(=350円)なども提供する。フードメニューはリンゴのすりおろしが入った自家製ベーコン入りのナポリタンプレート(=950円)、ベイクドチーズケーキ(=450円)、ガトーショコラ(=450円)となる。

 営業時間は11時から17時30分。定休日は日曜日と第2第4月曜日。

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