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青森・田舎館村でスノーアート 今年も田んぼアート跡地を活用

製作中のスノーアート(2月9日14時ごろ撮影)

製作中のスノーアート(2月9日14時ごろ撮影)

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 青森・田舎館(いなかだて)村の第2田んぼアート会場(南津軽郡田舎館村)で2月9日、「冬の田んぼアート2017」が始まった。

昨年のスノーアート

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 7色12品種の稲を使って絵と文字を描く「田んぼアート」を主力の観光コンテンツとしている同村。冬季間は積雪で田んぼの敷地は使われていなかったが、新たな活用を考え、昨年から人の足で雪原を踏み固めて描く「スノーアート」を始めた。

 担当するのは、昨年に続き今年もイギリス人スノーアーティストのサイモン・ベックさん。長さ約140メートル、70メートルの広さ(サッカー場の約1.5倍)の会場には昨年、「シン・ゴジラ」の田んぼアートが描かれた。現在、サイモンさんはスノーシューズを履き、雪原に幾何学模様を描いている最中で完成は10日午前中を予定している。

 関係者によると、昨年は測量だけで半日を費やしたというが、今年はほとんど行わなかったという。「昨年の感覚がまだ残っているのでは」と話す。同日9時に会場入りしたサイモンさんは、ほとんど休憩することなく、目測だけで図形を描いている。「かばんの中にはチョコチップとコーラとバナナが入っている。スノーアートを作りながらそれらを食べ、雪の上に置き、目印にしながら作っている」とも。

 開催時間は10時~17時。ライトアップは10日からで、点灯時間は17時~21時。入館料は、大人(中学生以上)=300円、小人(小学生)=100円、小学生未満無料。今月12日まで。

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