第1回弘前LC杯キッズサッカーフェスティバルが5月31日、6月1日に岩木山総合公園(弘前市百沢)で開催された。5月31日には弘前のサッカークラブチーム「ブランデュー弘前FC」の選手を招き、子ども向けのサッカークリニックも行われた。
晴天の中、真剣に指導内容に耳を傾ける子どもたち。県内外から60人が参加
同クリニックでは、現在ブランデュー弘前FCで活躍している元Jリーガーの吉本岳史監督や澤田和樹選手などが、サッカーボールのコントロールの仕方や蹴り方といったテクニックを、参加した小学3年生以下の子ども60人に指導した。
主催した弘前ライオンズクラブは低年齢の子どものサッカーの試合が少ないことを受け、同イベントを企画。地元のサッカーレベルの底上げを願うブランデュー弘前FCの黒部能史理事長に相談し、開催にこぎ着けた。同クラブの三橋一晃会長は「子どもたちは他のチームと試合や交流をすることでますます成長するのでは」と期待する。
参加した尾上サッカークラブの工藤ゆうま君(7歳)は、「教えてもらったことを生かし、試合では1点を取れるように頑張りたい」と意気込みを語っていた。
同クリニックの後に行われた交流試合には県内外から18チームが参加。青森市の千刈FCが優勝を収めた。