食べる

五所川原にカフェバー「マロロ」 女性店主が30歳の節目に出店

店主の横山美里さん。ターコイズブルーの外観が目を引く「マロロ」で

店主の横山美里さん。ターコイズブルーの外観が目を引く「マロロ」で

  • 88

  •  

 「Cafe&Bar Malolo(マロロ)」(五所川原市本町、TEL 0173-23-4403)が10月17日、立佞武多(たちねぷた)の館近くにオープンした。

2階のカフェ店内

[広告]

 「和風」と「ハワイアン」をコンセプトに、カレーやスイーツなどを販売する同店。店主の横山美里さんが30歳を節目に自分の店を持ちたいと出店した。

 つがる・木造(きづくり)出身の横山さんは札幌の専門学校を卒業後、札幌市内のバーでバーテンダーとして働いた。2019(平成31)年に地元へUターンし、東京に移住しようと考えたが、新型コロナウイルスが蔓延し、上京は断念。五所川原の飲食店などで働く中で、出店のための物件探しを始めた。

 横山さんは「自分の店はいつか持ちたいと考えていたが、五所川原で店を持ちたいと思うようになったのはコロナがあったから。居酒屋の跡地だった同テナントを見つけ、使われていなかった2階も使って良いと知り、開業を決意した」と振り返る。

 店舗面積は約30坪。席数は24席。階段を新設し、使われていなかった2階にソファ席やオンラインダーツなどを設置した。外観や壁紙にはターコイズブルーを使用。「店自体が看板になるように目立たせたかった」と横山さん。当初は五所川原立佞武多前に開業しようと考えたが、改装工事が長引いたほか、横山さんの盛り込みたいアイデアが増えたため、オープン日が2カ月延びたという。

 メニューは、「サバとトマトの無水カレー」(1,000円、サラダ・スープ付き=1,300円)、「とろろとオクラの和風パスタ」(900円)、「ロコモコ丼」(900円)をはじめ、「バスクチーズケーキ」「ガトーショコラ」(以上700円)などのスイーツを用意する。現在は昼のカフェ営業のみだが、11月中旬には夜のバー営業を予定している。

 横山さんは「マロロはハワイ語で休息や休むを意味する。居心地の良いと思うアイデアを盛り込んだ店で、自分と同じように居心地が良いと思ってもらえるような店にしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~15時。定休日はインスタグラムなどで告知する。

弘前経済新聞VOTE

「すじこ納豆」を食べますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース