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青森・金木のDJ「GAMEBOY」さんがオンラインDJバトルで優勝

音楽パフォーマンスを披露するDJ「GAMEBOY」さん(投稿動画より)

音楽パフォーマンスを披露するDJ「GAMEBOY」さん(投稿動画より)

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 青森・五所川原在住のDJ「GAMEBOY(ゲームボーイ)」さんが5月29日、全国規模のオンラインDJバトル・コンテスト「Kamikaze DJ Battle(カミカゼDJバトル)」で優勝を果たした。

廃盤の「パイオニアのDDJ-RX」を改造しながら使っている

 GAMEBOYさんは五所川原・金木出身。実家で稼業の農業を手伝いながらにDJプレーヤーとして活動する。優勝した「Kamikaze DJ Battle」は2014(平成26)年から毎年開催されている、DJプレーの腕を競う全国大会。出場した「ニューテック部門」は、ターンテーブル以外のコントローラーを使った自由型で、ターンテーブルでスクラッチなどをしないDJスタイルが増えていることから今回新設された部門という。

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 学生時代からギターで音楽活動を続けていたというGAMEBOYさんは大学卒業後、カナダ・トロントに渡って音楽修業に励んだ。カナダで過ごした4年間の中で、音楽活動に打ち込むさまざまな人に触れたという。「初めてDJの世界に触れたのはカナダにいた時だった」とGAMEBOYさん。

 帰国後は東京に住み、DJ活動を始めた。GAMEBOYさんによると、自身はこれまでアナログのスクラッチを使ってプレーした経験がなく、ターンテーブルを使わないプレースタイルで、サンプラーを使い複数の曲を刻む独自のスタイルを貫いているという。「ターンテーブルのない機材を持ち込んでDJプレーを行うと面白がられて、次第に活動の機会が増えていった」と振り返る。

 GAMEBOYさんは2011(平成23)年の東日本大震災後に拠点を地元の五所川原に移し、2014(平成26)年にフランス・パリのレーベル「Otodayo Record(オトダヨレコード)」から「Steampunk Ninja(スチームパンクニンジャ)」をリリースした。2018(平成30)年にはDJコントローラーバトル「C plus One(シープラスワン)」で準優勝を果たした。GAMEBOYさんは「ネットでパフォーマンスは発信することができる時代。地方のデメリットはそんなに感じない」と話す。

 今年の「Kamikaze DJ Battle」は昨年に続きオンラインで開催し、8人が決勝戦に出場。審査員と一般視聴者の投票で優勝者を決めた。GAMEBOYさんは投票が始まった序盤は苦戦を強いられたが、後半追い上げを見せ、最後は2位と100票以上の差をつける圧勝で1位に輝いた。

 「地元の人たちからの応援やDJとはまったく違うジャンルの人たちからブログやSNSなどで支持されたことが投票につながったのでは。感謝しかない。何より自分のパフォーマンス動画を実際に見てから投票していただいている手応えを感じたことがうれしい」とGAMEBOYさん。

 「感謝を言葉にするより自分の活動で恩返しがしたい。自分が注目されることで結果として、青森に関心が高まるような活動を今後も続けていきたい」と意欲を見せる。

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