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弘前大サークルと市民団体が「中心市街地でのホタル目撃情報」募集

大久保堰の水面近くの草で光るホタル

大久保堰の水面近くの草で光るホタル

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 弘前大学環境サークル「わどわ」と市民団体「ひろさき環境パートナーシップ21(HEP21)」が現在、中心市街地でのホタル目撃情報を募集している。

2022年と2023年のホタル目撃情報マップ

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 両団体では2022年から、弘前の中心市街地に戻りつつあるホタルの分布を把握するため、情報投稿フォームをネット上に用意して地元民に向け情報提供を呼びかけている。今年は6月20日から呼びかけを始め、翌日には土淵川沿いで10件の目撃情報が寄せられたという。

 「わどわ」代表で弘前大学3年の丸山翔子さんは「きれいな川にしか生息できないホタルが市街地でも見られるようになったのは住民の努力の賜物。ホタルを観測することで、地域の自然環境保全の意識をさらに高めたい」と話す。

 6月27日は20時ころ、弘前公園近くの大久保堰でホタルを探す人の姿があった。弘前に住む50代女性は「50年に弘前に住んでいるが、弘前市街でホタルを見たのは初めて。ホタルがこんなに身近の存在になっているとはうれしくなる」と笑顔を見せていた。

 募集は7月31日まで。

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