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弘前・土淵川でサケ遡上 複数の目撃情報

2匹のサケ。百石町付近の土淵川で(11月4日撮影)

2匹のサケ。百石町付近の土淵川で(11月4日撮影)

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 弘前市中心部を流れる岩木川の支流・土淵川で11月1日、地元住民がサケの遡上(そじょう)を確認した。

2匹とは別のサケ。南川端町付近で(11月2日撮影)

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 土淵川は久渡寺山に水源を持ち、撫牛子(ないじょうし)付近で平川と合流する。長さは約15キロ。平川は岩木川と合流し、約60キロ北にある十三湖を経由して海へとつながっている。土淵川は1970年代には2度の氾濫があり、下水道整備によって現在の形となった。2000(平成12)年には「甦る水百選」に選ばれている。

 土淵川でのサケ遡上は、国土交通省のホームページによると1988(昭和63)年に確認事例がある。

 弘前東奥ライオンズクラブでは2010(平成22)年から2016(平成28)年まで市内の小学2年生を対象にサケの放流を行っていた。同団体会長の福士秀文さんは「近年は稚魚の不足によって放流は行っていない。遡上していたことは知らなかった」と話す。

 11月1日、散歩中に遡上するサケを見たという80代男性は「数年ぶりに見つけることができた。散歩ですれ違う人と『今年はサケがいますね』といった会話をすると、昨年見たことがあると答える人もいた。私も含めて知っている人は気にしているのだと思った」と話す。

 地元在住の50代男性は「土淵川に3匹はサケを確認した。昔の土淵川は『ドブブチ川』と呼ばれるほど汚かったので、サケがいることに驚く弘前の住民が多い」と笑顔を見せる。

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