弘前の「マックカフェ」店員が社内大会最終戦に出場 20年来の夢かなえる

東日本Aブロックを勝ち残り、AJCCで優勝したいと斉藤郁子さん

東日本Aブロックを勝ち残り、AJCCで優勝したいと斉藤郁子さん

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 「マクドナルド弘前大町店」の従業員・斉藤郁子さんが11月22日、東京都内で開催される「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」に出場する。

カフェラテを作る斉藤郁子さん

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 AJCCは、マクドナルドで働く全国約15万人の従業員が、分野ごとに技術やホスピタリティを競うコンテスト。毎年開催しており、斉藤さんは全国95店舗で展開する「McCafe by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)」のバリスタ部門で最終戦に出場する。

 「20年来の夢がかなった」と笑顔を見せる斉藤さん。高校生の時に初めてアルバイトをしたのがマクドナルドだったという。18歳の時に初めて同コンテストに出場。仙台大会まで駒を進めたが、1回戦敗退。その後も何度か同コンテストには出場したが、結果を残すことはできなかったと振り返る。

 斉藤さんはその後、入学や結婚といったタイミングでマクドナルドの仕事を辞めたり、その度に戻ったりを繰り返したが、2013年10月にオープンした同店のオープニングスタッフとして働いている。マックカフェの仕事はマックと内容が異なるだけでなく、接客時にコミュニケーションが生まれる所にやりがいを感じているという。

 最終戦まで進んだのは今回が初めて。「弘前という地方からでもがんばれることを証明したい。ベストを尽くし、東京のコンテストで得たものを弘前に持ち帰ってこられれば」と意気込む。

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