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弘前で大雪像にプロジェクションマッピング-製作者は一般会社員

映写する旧第五十九銀行本店本館は国の重要文化財に指定されている

映写する旧第五十九銀行本店本館は国の重要文化財に指定されている

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 弘前公園(弘前市下白銀町)で2月7日から、「弘前城雪燈籠(どうろう)まつり」が開かれ、市民グループ「ぱやらぼ」によるプロジェクションマッピングが行われる。

大雪像の前に集まる市民グループ「ぱやらぼ」のメンバーたち

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 弘前市民の手作りによって行われる同イベント。同グループのプロジェクションマッピングも手作りで、今年で4回目となる。自ら作った雪像に映写を始めたのがきっかけだった。毎年、スケールアップしており、子どもだけでなく大人も歓声をあげるほど完成度が高い。市民からの協賛も年々増え、楽しみにしている人も多い。

 「昔はにぎやかだった雪燈籠まつりを取り戻したかった」と話す同グループの葛西薫さん。市内の会社に勤める技術者でプロジェクションマッピングの知識はすべて独学で得た。「弘前公園は庭」と話すほど同公園が好きで、「ポケット弘前城」という公園内を3DCGで散策できるアプリまで作ったこともある。

 大雪像への映写は昨年11月に依頼された。今年は陸上自衛隊弘前駐屯地が制作した旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)に映写する。わずか3カ月で完成させた5分30秒のプロジェクションマッピングには、青森県内のゆるキャラや太宰治の生家・斜陽館や旧弘前市立図書館といった有名な洋風建築が登場。「今年も歓声を聞くのが楽しみ」と葛西さんは自信を見せる。

 上映時間は18時~20時30分(毎時0分と30分の計6回。7日と10日の18時30分は休み)。2月11日まで。

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