弘前経済新聞の2022年の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、津軽弁のライトノベルが「発想が天才すぎる」と話題になったことを伝えたニュースだった。
ランキングは、今年1月1日から12月15日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 津軽弁のライトノベルが「発想が天才すぎる」と話題に リンゴ農家が作者(2/3)
2. 青森で雪の歩道が「ゲームみたい」と話題に 「今は通れないみたいだ」(1/12)
3. 「りんご娘」卒業後に「名前」語る リンゴの品種名で活動した4人(3/31)
4. 青森の屋根雪がネットで話題に 「明日はどうなるのか」と見守る声(2/18)
5. 「りんご娘」が現メンバー全員卒業へ 突然の発表に困惑や応援の声(2/9)
6. 弘前に家族向けカフェ「トレンタトレ」 靴を脱いでくつろぐスタイル(1/16)
7. 青森・藤崎に焼き菓子店「オトモ」 小学時代の夢をかなえる(1/24)
8. 弘前の屋根雪がネットで話題に 「ニュートンも腰抜かす」、物理や季語を知る機会に(1/14)
9. 弘前で「りんご娘」4人が卒業ライブ 配信に視聴者7000人(3/30)
10. 弘前中央食品市場、閉店へ 「大学いも」などは移転(3/4)
ライトノベル「じょっぱれアオモリの星」は、津軽弁を話す主人公の異世界を舞台にしたファンタジー小説で、投稿サイト「小説家になろう」に投稿していた佐々木鏡石(きょうせき)さんの作品。外国語のように使われる津軽弁を紹介したツイートがネットで話題となり、同小説は角川スニーカー文庫から12月28日に販売が決定した。
2位、4位、8位は雪に関する記事で、雪庇(せっぴ)や道をふさいだ雪の塊を発信した雪国の日常が話題を集めた。それぞれ雪が織りなす不思議な光景で、写真にインパクトがあったことから、雪の降らない地域だけでなく地元の読者も注目した。
3位、5位、9位にランクインしたのは、弘前のダンス&ボーカルユニット「RINGOMUSUME(りんご娘)」の卒業に関連する記事。りんご娘は2月に卒業発表後、3月30日・31日にオンラインで卒業ライブを行い、2万人以上が視聴するなど全国的な話題となった。りんご娘は現在、新メンバー4人で活動し、卒業した4人はそれぞれの活動を県内外で続けている。
新型コロナウイルスの影響がまだ続く中だが、弘前を中心に新しい出店やイベントの開催が見られるようになり、日常が戻りつつある。弘前経済新聞は2023年も弘前の動向に注目し、地域のニュースや街の情報を届けていきたい。