弘前経済新聞

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弘前の「中みそ」が袋麺商品に ご当地インスタントラーメン目指す

中みそのインスタントラーメン

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 弘前の百貨店「中三(なかさん)弘前店」(弘前市土手町)のみそラーメン「中みそ」の袋麺が10月9日、発売された。

弘前のソウルフードとも呼ばれる「中みそ」

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 同百貨店地下階にあるフードコートで40年以上にわたり弘前市民のソウルフードとして愛されてきた「中みそ」。2016(平成28)年にはチルド商品化し、近年は「中みそ焼きそば」や「冷やし中みそ」といった限定メニューなどを展開している。

 袋麺の商品化は1年以上前からあった企画で、販売元のかがや食品(神田)が乾麺を扱っていなかったことから企画は難航したという。中三弘前店営業企画課の樋口貴彦さんは「生麺に近い再現にこだわった」と話す。

 1袋130グラム(麺=80グラム、スープ=50グラム)。かやくはない。「野菜はお好みで入れてほしい。中みその調理の特徴は、キャベツやモヤシを炒めないで煮込むこと。麺を入れるタイミングなどでスープの中にあらかじめ茹でた野菜を入れて煮込んで作ってみては」と樋口さん。

 現在は中三弘前店のみで販売するが今後、公式ネットショップ「THREE MALL(スリーモール)」での販売も予定しているという。樋口さんは「コロナ禍の外出自粛、巣ごもり需要も背景にあり、すでに問い合わせが県外からもある。今後は弘前の『ご当地インスタントラーメン』として全国に展開していきたい」と意欲を見せる。

 価格は1袋=260円。10袋入り箱=2,592円。

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