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弘前大学内の文化財カフェ「弘大カフェ」が10周年 学生とのコラボも

(右から)店主の成田専蔵さんと元店長の阿保史子さん

(右から)店主の成田専蔵さんと元店長の阿保史子さん

 「弘大カフェ成田専蔵珈琲店」(弘前市文京町)が6月19日、オープン10周年を迎えた。

弘大カフェ店内

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 弘前大学文京キャンパス内にある国登録有形文化財「旧制弘前高校外国人教師館」に出店する同カフェ。運営は「成田専蔵珈琲店」(城東北)の母体会社「弘前コーヒースクール」。

 店主の成田専蔵さんは、2つの大きな実績が残ったと10年間を振り返る。「1つ目は、地域のコーヒー店が文化財に出店できる事例を示せたこと。2つ目は、大学生と共に商品開発を行うなど、大学との連携やコラボを実現できたこと」と胸を張る。

 同カフェは「大学生活の4年間で、おいしいコーヒー体験を提供したい」という成田さんの思いから始まった。近年では学生のみならず、観光客や地域住民の利用も増えており、さまざまな人が集う新しいスポットとなっている。「10年で社会情勢やニーズは大きく変化したが、当初の理念を変えずに続けていきたい」と成田さん。

 約9年間店長を務めた阿保史子さんは、10周年を機に「成田専蔵珈琲店」の本店へ異動となる。阿保さんは「在任期間の半分はコロナ禍と重なり、苦しい時期もあった。希少品種のアップルパイを開発など集客の工夫を模索したが、たいへんな経験以上に楽しい思い出が詰まっている」と振り返った。

 6月20日には10周年の「感謝DAY」を開催。コーヒーの飲み放題企画や、地元声優劇団「津軽カタリスト」によるドラマリーディング公演が行われ、利用客でにぎわった。よく利用するという40代男性は「つい長居してしまう心地の良い空間。これからも長く続いてほしい」と話す。

 営業時間は10時~18時。日曜・月曜定休。

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