弘前経済新聞の2022年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、リンゴ農家が作者の津軽弁のライトノベルを伝える記事だった。
ランキングは1月1日から6月30日に配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 津軽弁のライトノベルが「発想が天才すぎる」と話題に リンゴ農家が作者(2/3)
2. 青森で雪の歩道が「ゲームみたい」と話題に 「今は通れないみたいだ」(1/12)
3. 「りんご娘」卒業後に「名前」語る リンゴの品種名で活動した4人(3/31)
4. 青森の屋根雪がネットで話題に 「明日はどうなるのか」と見守る声(2/18)
5. 弘前に家族向けカフェ「トレンタトレ」 靴を脱いでくつろぐスタイル(1/16)
6. 青森・藤崎に焼き菓子店「オトモ」 小学時代の夢をかなえる(1/24)
7. 「りんご娘」が現メンバー全員卒業へ 突然の発表に困惑や応援の声(2/9)
8. 弘前で成人式 のぼり旗持参する新成人やライブ配信も(2/3)
9. 弘前で「りんご娘」4人が卒業ライブ 配信に視聴者7000人(3/30)
10. 弘前の屋根雪がネットで話題に 「ニュートンも腰抜かす」、物理や季語を知る機会に(1/14)
1位のライトノベル「じょっぱれアオモリの星」は、青森出身の主人公が津軽弁で冒険するファンタジー小説。「ナリデ・ズブンサナル(なりたい自分になる)」「ママ・ケ(ご飯を食べなさい)」と外国語のように使われる津軽弁に対し、「現地民なら何言ってるか分かる」「発想が天才すぎる」(原文ママ)といったネットの反応を紹介した。
2位は雪で道がふさがれている様子をゲームにたとえたツイートが話題になっていることを紹介した。今年は青森全域で平年より積雪量が多く、雪の話題が多かった。4位と10位も雪に関する記事で、いずれも雪国ならではの様子がネットで話題となり、多くの反響があった。
3位と7位、9位の3つは弘前のダンス&ボーカルユニット「RINGOMUSUME(りんご娘)」の卒業を伝える記事で、2月に卒業を突然発表し、全国的な話題となった。3月30日・31日に卒業ライブを開催し、2日間で2万人以上の配信視聴者数があった。現在、旧メンバーはそれぞれの道に進み、りんご娘は新メンバー4人で活動している。
5位と6位には新しくオープンした店を紹介する記事がランクインしたが、11位には弘前中央食品市場、14位には弁当店「惣菜(そうざい)さとう」といった長年続いた店の閉店を伝える記事があり、新旧交代を感じさせる記事が多かった。
弘前経済新聞では下半期も街の話題や元気になれる明るいニュースを伝えていきたい。