食べる 買う

弘前のガソリンスタンドで「嶽きみアイスクリーム」販売 地元出身同級生がタッグ

嶽きみアイスクリーム

嶽きみアイスクリーム

  • 228

  •  

 ガソリンスタンド「三晴商事 岩木バイパス給油所」(弘前市一町田、TEL 0172-82-5511)が6月1日、「嶽(だけ)きみアイスクリーム」販売を再開した。

「レギュラー」「ハイオク」「アイスクリーム始まりました」の案内

[広告]

 「嶽きみアイスクリーム」は、青森県道3号弘前岳鯵ヶ沢線沿いにある同店が販売するオリジナル商品。「三晴商事」社長の三浦拓也さんと「浪漫須貯古齢糖(ロマンスチョコレート)」(緑町)店主の須藤銀雅さんが共同開発した。

 三浦さんと須藤さんは中学・高校の同級生といい、高校卒業後共に進学で上京。それぞれの道を進むが、交流は続いていたという。須藤さんは2018(平成30)年にチョコレート専門店「浪漫須貯古齢糖」を弘前に出店。三浦さんは同年Uターンし、家業を継いだ。

 「嶽きみ」は、岩木山の標高450~600メートル地帯にある高原「嶽地区」で収穫されるブランドトウモロコシ。同ガソリンスタンドではグループ会社「みはる農園」が嶽きみを作っていたことから発送業務を請け負い、2018年から店内で販売を始めた。

 三浦さんは「収穫シーズンの8月~9月になると嶽きみ購入客の車渋滞が店の近くまで発生することがある。お客さまから『山まで行かなくても買えるようにここでも売ってほしい』との声があり、販売を始めた」と振り返る。その後、店内では嶽きみだけでなく、土産品や嶽きみ関連グッズなどの商品も販売するようになったという。

 「嶽きみアイスクリーム」開発のきっかけは昨年、「浪漫須貯古齢糖」が運営を手がけるアイスクリーム専門店「カカオスタンド」の出店があった。嶽きみをシーズン外でも楽しんでもらえる加工品として三浦さんが須藤さんに依頼。須藤さんの快諾を得たという。

 「嶽きみ」は三浦さんが自ら収穫する。食品加工会社「ケサノフウケイ」(黒石)がペースト化を担当し、須藤さんがアイスクリーム製造を手がける。三浦さんは「嶽きみの特徴は生でも食べられる糖度。しっかりと生育した嶽きみを選び、鮮度の良い状態でアイスクリームにしている。須藤さんの自信作」と笑顔を見せる。

 価格はシングル=350円、ダブル=600円。アイスには、トウモロコシをイメージし、ピスタチオをトッピングする。昨年は原材料となる嶽きみのペーストがなくなり、12月で販売をいったん中止した。ペーストの在庫が整ったことから今回販売を再開したという。

 三浦さんによると、ガソリンスタンドの道路沿いに「嶽きみ」ののぼり旗を立てたり、ガソリン計量器に「アイスクリーム始まりました」と掲示したりするなどの告知を始めたところ、給油客以外の客が増え始めたという。

 三浦さんは「フルサービスのガソリンスタンドは減り始めているが、当店は地域の交流の場としてお客さまとの会話や接客を大事にしていきたい。ガソリンスタンドの油外販売は全国的に増えており、当店としては弘前の名産や観光拠点としての役割も今後は目指していきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は7時~19時、アイスクリームの販売は10時~16時。日曜定休。

週刊みんなの経済新聞 ハッピーニュースアワー

弘前経済新聞VOTE

いま注目している弘前の話題は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース