青森県りんご対策協議会が8月20日、オンライン検定「青森りんご検定」を公開した。

リンゴの果皮だけで品種を当てる難問

　リンゴの品種や機能性、豆知識などを出題範囲とし、ゲーム感覚でリンゴについて学べる同検定。「コロナ禍で自宅でもリンゴの魅力を知ることができる試みとして企画した」と青森県りんご対策協議会の担当者。

　検定は「基礎編」と「超上級編」の2種類を用意する。「基礎編」は50問出題で8割以上の正解で合格となる。不正解となっても回答解説から学ぶことができるが、「超上級編」は全100問正解のみ合格となり、回答解説は合格したのみ表示される。「超上級編」は1問でも間違えると最初からやり直しとなる。

　同担当者は「超上級編の合格者はすでに3人ほどいるが、『こんな問題、解けるわけがない』と笑ってもらえるようなレベルで作っている。挑戦者の反応を見ると、『勉強をし直す』『基礎編でも難しい』といった熱心なコメントもあり、企画したかいがあった」と笑顔を見せる。

　青森県りんご対策協議会では9月1日から「ツイッタープレゼントキャンペーン」も行う。合格認証画面をスクリーンショットなどで保存し、ハッシュタグ「青森りんご検定」で投稿した人40人を対象に青森県産リンゴと青森りんごのレアグッズの詰め合わせを抽選で進呈する。青森県のリンゴ農家の当選者に限り、リンゴの代わりに限定のエコバッグに変更可能。キャンペーンは9月30日まで。

　同担当者は「青森は利きリンゴや見た目で品種が分かる人がいるといったうわさがあるほどの県民性。挑戦は何度でもできるので、ぜひ実力を試してほしい。県外の人たちにも当検定をきっかけにリンゴについて関心を高めてもらえれば」と呼び掛ける。

　参加無料。「青森りんご検定」は青森県りんご対策協議会ホームページで公開している。