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円山応挙の幽霊画1日公開 真筆認定後は初

真筆認定後初めてとなった幽霊画の一般公開

真筆認定後初めてとなった幽霊画の一般公開

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 久渡寺(弘前市坂元)が所蔵する、江戸時代中後期の絵師・円山応挙真筆の幽霊画が6月27日、1日限定で一般公開された。

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 公開された「返魂香之図(はんごんこうのず)」は今年5月20日に弘前市教育委員会が円山応挙の真筆と発表し、市有形文化財に認定したもの。久渡寺では1年に1度、旧暦の5月18日に当たる日に1時間だけ一般公開する。

 真筆と認定されてからの公開は初めてとなったことから例年以上の人出があり、150人が集まった。久渡寺では現在、33年に1度開帳する本尊聖観世音菩薩(せいかんぜおんぼさつ)を一般公開しているため、幽霊画の公開は本堂隣の和室で行われ、集まった人たちが真剣に見つめる姿があった。

 住職の須藤光昭さんは「円山応挙の真筆で足のない幽霊画は2つしかなく、カリフォルニア大学バークレー美術館にあるものと、当寺で所蔵しているものだけ。公開はモデルとなった応挙の妻を供養するため」と話す。

 公開日は雨が降るとされているが、今年は久渡寺周辺で降ることはなかった。

 今年は本尊開帳に合わせ、8月13日~15日にも特別公開する。

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