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弘前の画廊で恒例の「ゆうれい展」 今年はアマビエの木工作品も

幽霊画など80点を展示する「ギャラリー森山」

幽霊画など80点を展示する「ギャラリー森山」

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 ギャラリー森山(弘前市樹木、TEL 0172-35-6787)で現在、「ゆうれい展」が開催されている。

かつてテレビ番組の生放送中に目が開いたとして話題になった「渡邊金三郎断首図」

 津軽地方の7カ寺が所有する幽霊画やねぷた絵など約80点を紹介する同展。夏の恒例行事として今年で17回目を迎え、地元リピーターも多い。店主の森山豊さんは「一年中、収蔵されている幽霊画を外に出して遊ばせる意味もある」と話す。

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 目玉展示の一つで「渡邊金三郎断首図」は幕末に描かれた幽霊画で、テレビ番組の生放送中に閉じているはずの右目が開いたと話題になったことでも知られる。森山さんによると、今回の展示に当たり、定点カメラで24時間監視したところ変化は何もなかったという。

 今年は、こけし工人の笹森淳一さんが制作したアマビエの木工玩具や風鈴も展示する。「疫病退散の思いを込めた」と森山さん。「会場内は撮影自由。短い間に出てきた幽霊たちをしのびながら、少しでも多くの人たちに見てもらいたい」とも。

 田舎館から訪れた小学2年生の女子児童は「幽霊画は思ったより怖くなかった。地獄絵の方が怖かった」と話す。黒石から毎年訪れているという30代男性は「幽霊画は非日常を気軽に楽しめる。芸術作品としても味わいがある」と笑顔を見せていた。

 開催時間は10時~18時。入場料(供養料)は、大人=500円、子ども(小学生以上)=300円。8月23日まで。